営業が行動しない原因は、やる気だけなのか?

決めた行動が続かないとき、意欲だけで判断せず、目的の理解・必要な知識・実行するスキル・チームの運営を分けて確認します。

アイドマ・アカデミー 編 

行動が止まっている場面を、具体的に確認する

「やる気がない」と判断する前に、どの行動が止まり、本人は何に困っているかを確認しましょう。何をするか分からない、方法が分からない、目的に納得できていない、といった状態では必要な支援が異なります。

この解説は、三浦和広氏の公開講座案内をもとに、編集部が実務の確認項目として整理したものです。問い・記入例・判断基準は編集部の提案であり、講師の発言の引用や実測した成功事例ではありません。

マインド・スキル・ナレッジを分けて見る

「売るための理論」の公開案内では、営業活動をマインド・スキル・ナレッジの3つの軸で整理しています。これを行動の振り返りに当てはめると、次の問いを使えます。診断尺度ではなく、本人と話すための確認項目です。

確認する軸本人に聞く問い次に検討する支援
マインド・目的の理解この行動を、何のために行うと理解しているか行動の目的や顧客に提供する価値をすり合わせる
スキル・方法どの手順で止まるか。実際にどう行っているか止まる手順を一緒に確認し、練習する
ナレッジ・知識実行するために、何の情報が足りないか商品・顧客などの不足情報と確認先を整理する

複数の軸に課題があることも考えられます。一つの説明で決めつけず、具体的な業務を一件取り上げて確認してください。

管理する側の伝え方も確認する

「勝つためのマネジメント」の公開案内は、目標と方向性の共有、戦略戦術、数値と行動の管理を扱っています。本人への支援と併せて、次の点も確認しましょう。

  • 目標と、今週行う活動のつながりを説明できているか。
  • 誰が何をするか、優先順位を共有できているか。
  • 結果だけでなく、実際に行った行動を振り返っているか。

次の面談で使う、3つの問い

  1. 決めた行動のうち、どこまでは実行できたか。
  2. 止まった場面で、何が分からなかった・足りなかったか。
  3. 次回までに何を試し、上司は何を支援するか。

例えば「提案を作れない」なら、顧客情報が足りないのか、作成方法が分からないのかを確認します。前者には情報確認、後者には手順の練習というように、対応を変えるための架空の例です。新人の提案を確認するメモも使えます。

このテーマをさらに学ぶには

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