企業顧問の面談で選ばれるには? 大森正氏が6連敗から変えた伝え方

自分の経歴を語る前に、企業が何に困っているかを理解する。大森正氏の講演から、顧問面談の失敗と、実務経験を支援につなげる考え方を整理します。

アイドマ・アカデミー 編 

講演抜粋:自分の経歴より、相手の課題を主語にする

大森正氏が、最初の顧問面談での失敗と、企業の課題に対して自分の経験をどう伝えるかを説明します。2026年9月25日収録。

収録動画の33分44秒からの抜粋(52秒)。字幕は発言を読みやすく整えています。全編の視聴は申込者向けのご案内をご確認ください。

動画の内容をテキストで読む

最初の顧問面談は6連敗でした。当時は自分の経験・実績を語りすぎ、相手の課題をきちんと聞けていませんでした。変えたのは、自分ではなく相手を主語にすることです。必要とされる顧問の役割を事前に理解し、企業の課題に対して現場に密着して伴走支援することを明確に伝えます。その支援ができる根拠として、自分のスキルや経験を伝えるようにしました。 ※講演の発言を読みやすく整えた内容です。

経歴があっても、面談で選ばれるとは限らない

大森正氏は、企業顧問エージェントを通じた最初の面談で6回続けて選ばれなかった経験を講演で紹介しています。当時は、自分の経験や実績を語りすぎ、相手の企業が何に困っているかを十分に聞けていなかったと振り返っています。

この解説は、2026年9月25日収録の講演「7年間で顧問実績60社、全ノウハウ公開」の33分44秒以降を編集部が整理したものです。大森氏自身の経験であり、同じ手順による成約を保証するものではありません。

変えたのは、相手の課題を主語にすること

講演のスライドでは、経歴・実績を語りすぎる状態と、企業の課題に対してどのように伴走支援できるかを伝える状態を対比しています。変えたのは、話す順番とプロフィールシートです。

実務経験を伝えること自体は必要です。相手が必要としている支援を理解したうえで、その課題に役立つ経験を根拠として伝える、という順番がポイントになります。

面談前・面談中の確認経験を支援に結びつける考え方
募集内容から、企業は何に困っているかを理解する自分の経歴を並べる前に、求められている顧問の役割を整理する
面談で、課題の理解が合っているかを確認する相手の話を聞き、困りごとの認識をすり合わせる
その課題に対して何を支援できるかを具体的に伝える過去のスキル・経験を、支援できる根拠として示す

この表は、講演の内容をもとにした編集部の整理です。

最初の支援で、得意領域を認識してもらう

大森氏は、無線通信の不具合の原因が分からない企業を支援した例も説明しています。講演によると、約3週間で不具合を見つけ、その後、顧問エージェントに無線通信の問題を相談できる専門家として認識してもらうようになりました(収録動画34分45秒〜35分38秒)。

紹介先を増やすだけでなく、最初に受けた支援で実績を積み、どの問題で力を発揮できるかを伝える。この経験から読み取れる点です。期間や結果は大森氏の個別事例です。

講演の具体例を、面談の準備にどう使うか

公開した講演抜粋では、大森氏は「自分が主語ではなく、相手が主語」と説明しています。経歴の説明をなくすのではなく、企業が求める支援と、その支援ができる経験を結びつけて伝える変更です。

公開抜粋で確認できること自分の面談で試すこと(編集部の提案)
経験・実績を語りすぎ、相手の課題を聞けていなかったと振り返っている面談メモに、企業が話した困りごとと自分の推測を分けて書く
必要とされる顧問の役割を事前に理解すると説明している募集内容から求める支援を整理し、不明な点は面談で確認する
スキル・経験を根拠に伴走支援すると伝えるようにした課題に関係する経験を一つ選び、支援できる範囲と追加確認が必要な範囲を説明する

左列の根拠はこのページの52秒の講演抜粋です。右列は講師の発言そのものではなく、編集部が作成した準備方法です。採用後の支援範囲や企業との相性も関わるため、話す順番だけで面談結果が決まるとは扱いません。

面談の準備に使う3つの問い

講演を自分の準備に使うために、次の問いを考えてみてください。これは編集部が作成した自己点検です。

  1. 相手の企業は、何を解消・実現するために顧問を探しているか。
  2. その課題に関係する、自分の具体的な実務経験は何か。
  3. どこまで、どのような形で伴走支援できるか。

大森正氏の専門性・公開経歴と元講演の内容・案内もあわせてご確認ください。全編の録画視聴は申込者向けのご案内をご確認ください。

悩み別の関連セミナー

記事で扱った内容は、以下のセミナーでも取り上げています。

  • 顧問面談で、自分の経験を企業が求める支援に結びつけて伝えたい

    関連するテーマ:大森正氏の顧問案件獲得の経験と、企業の課題を主語にする伝え方

    7年間で顧問実績60社。全ノウハウを公開します

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